電子タバコリキッドの発がん性物質について
先日、お客様からのお問い合わせがございましたの、発がん性物質について書かせていただきます。
厚生労働省の調査結果がニュースになりました。問題となった高濃度のアセドアルデヒドとホルムアルデヒドについてご説明したいと思います。
【アセトアルデヒド】
食品添加物として認められている成分です。
天然の野菜・果物に多く含まれています。(タバコにも含む)
そのため、私たちは果物や酒類など日常の食品から摂取しており、その量は香料として意図的に添加されて摂取する量よりも多いと想定されるそうです。
内閣府 食品安全委員会資料より
https://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-hyouka-170721-acetaldhyde.pdf
電子タバコリキッドは食品に使われる香料を使っていることが多く、この度一部のリキッドで高濃度で検出されたそうです。その限度については人体に問題があればタバコ同様発がん性があると記載が必要であり、害がある濃度での利用はされていないと考えられます。
※なお、食品添加物としてのアセトアルデヒドですが、厚生労働省で認められている香料には基づかず、国際的に安全性が評価されているため、利用許可が下りたそうです。
【ホルムアルデヒド】
しいたけにたくさん含まれる物質です。水道や産業排気ガスなどで規制があります。
厚生労働省食品安全部のしいたけの調査を見る限りはシックスハウスの原因となるような高濃度でない限り問題ないと考えられます。
アメリカでの規制の範囲であれば特に健康には影響がないことから、ホルムアルデヒドが高濃度で入っていたのは他の国の商品といえます。
また国によっては規制があっても、ルールが守られていない地域もあるため、購入する際は規制が有効な国からの輸入をお勧めいたします。
結論として、上記より報道のあった一部のリキッドに、米国で生産されているリキッドは含まれないと考えられます。ご意見やご質問などございましたらお問い合わせフォームよりご連絡ください。今後とも当店で選び抜いた商品をご利用いただければ幸いです。